簡単?難しい?「前置詞と冠詞」✨
- 羽間エミ里「伝える英語塾」
- 2024年11月4日
- 読了時間: 3分
英語学習をしていると目にする格言。
「前置詞3年、冠詞8年」という格言は、
特に日本人が英語を学ぶときに、
前置詞と冠詞の習得がとても困難で、時間のかかることを示す言葉です。
奥深く、習得するまでに時間がかかると言われています。
前置詞 なんて、簡単なイメージがありませんか??
❑前置詞(例:in、on、at、for、toなど)は、
一見単純に思われるかもしれませんが、使い分けが非常に複雑です。
それぞれの前置詞が文の中での意味やニュアンスを大きく変えて、
場面に応じた使い方を理解するには時間がかかります。
たとえば、「朝」と「夜」のように、
時間に関する前置詞一つをとてもルールが複雑です。
時を表すという意味では同じなのに、
朝は 「in the morning」と in を使ったり、
夜は「 at night」とat を使ったり。
時を表すだけで「in/ on/ at」が出てきます。
コレはほんの一部で、
使いこなせるようになるまでに「3年」ほどの練習や実践が必要である
と言われています。
冠詞。さらに簡単そうに見えません??
冠詞 とは、英語で名詞の前に置かれ、
その名詞が特定のものかどうか、
またはどの程度の一般性や数の意味を持つかを示す語です。
冠詞には「a」や「an」、不定冠詞で「ある一つの~」や「いくつかの~」を意味し、
定冠詞は「その特定の~」冠詞を正確に使うことで、
聞けば「何を指しているのか」を伝える手助けをします。
日本語には英語のような冠詞がないため、
日本人にとって冠詞をマスターすることが非常に難しいとされています。
これをマスターするには、
少しずつ、常に冠詞を意識して勉強するしかありません。
例えば「a」は、1つのものにしか使えない。
ということは、
単語覚えの学習をしている時に、
可算名詞か?不可算名詞か?を意識しながら学習する。
数えられないものには、「a」がつかないと判断できる。
では、まとめとして具体例を1つ。

「the Friday live」と「a Friday live 」の違い。
❑「the」は特定のものを指す
「the Friday live」は既に知っている特定の「金曜日のライブ」を指します。
定期的に行われるライブ配信の話をしていれば、「毎週の金曜ライブ」だと
聞き手に伝わります。
❑「a」は不特定のものを指す。
「a Friday live」は、「どこかの金曜に行われるライブ」といった意味合いや、たまたま見つけたライブを指します。
このように、最初が「a」か「the」かだけで、
同じライブでも、どんなライブか、伝わる感覚が変わってくるのです。
なので、前置詞と冠詞は、簡単に、しかも短いものですが、
とても重要で、使いこなすには難しいものなのです。
でもきちんと理解していけば、
深みのある面白いものです。
ぜひ、深掘りチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
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